こんにちは、fujiです。
今回は、コーヒー豆の量は何g必要なのかについて解説したいと思います。私はコーヒー1杯(160cc)に対して10gのコーヒー豆を使用しています。しかし、1杯あたり何グラムが正しいということは無く、自分の好みになります。今回はコーヒー豆の量と味の関係について解説したいと思います。
コーヒー豆の量は何グラム?
コーヒー豆ってどのくらい入れたら良いの?
「コーヒー豆ってどのくらい入れたら良いの?」とお困りの方必見です。
まず最初に結論を言います。
コーヒー1杯(160cc)に対してコーヒー豆10gです。
しかし、これは目安です。個人の好みや飲みたい味、使用する道具や豆の種類によって量を変えるのが良いと思います。
今回は、飲みたい味を抽出するためにコーヒー豆の量と味の関係を解説します。
飲みたい味を抽出するために知っておくべきポイントをまとめました。
ポイントは以下の通りです。
- コーヒーの味の要素を知る
- コーヒーの器具によって量を変える
- 豆の量と水の量はしっかりと測る!
では、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
コーヒー豆以外の味を変える要素
コーヒー豆の量を決めるためには、コーヒー豆の量以外に味を変える要素を確認しておきましょう。
それは、以下の通りです。
- 水量 濃い⇔薄い
- 水の温度 苦味⇔酸味
- 豆の挽き方 濃い⇔薄い
- 抽出時間 コク⇔スッキリ
- 豆の量 濃い⇔薄い
水の量
コーヒーを抽出する水の量によって味が変わります。
水が多ければ薄い味になりますし、水が少なければ濃い味になります。
当たり前のことですが、水の量を適当に入れている人は意外と多いです。私もコーヒーを淹れ始めてから1年くらいは測っていませんでした・・・
水の温度
コーヒーを淹れる温度は96℃から86℃と言われています。
温度が高いほどコクや苦みがあり、低いほど酸味や甘みがあります。
豆の挽き方
コーヒーを淹れるときは、豆を挽いて粉にします。粉の大きさによって味が変わります。
挽き方が粗いほど薄く、細かいほど濃い味になります。
普通のドリップコーヒーは中挽きが一般的です。
抽出時間
抽出時間は、ドリップするときに測る時間のことです。
抽出時間が遅ければコクのある味になり、早ければスッキリとした味になります。水の量によっても抽出時間が変わるので注意しましょう。
コーヒー豆の量は他の要素によって変える
コーヒーの味を変える要素を説明しました。
いろいろなサイトや喫茶店のレシピを見てもコーヒー豆の量は一定ではありません。その理由は、その他の要素によって変わるからです。
コーヒー豆の量は一杯約10g~15gですが、まずは購入した場所のレシピを試してみましょう。あとは、自分の好みによって多くしたり、少なくしたりして味を変えてみましょう!
器具によってコーヒー豆の量を変える
先ほども説明した通り、抽出時間によってコーヒーの味が変わります。
違うドリッパーを使用すると、同じ豆の量でも全然違う味になってしまいます。見落としがちですが、ドリッパーなどの抽出する器具によって豆の量を変えましょう。
HARIO V60の時の豆の量
HARIOのV60は透過式のドリッパーです。
透過式とは、湯をコーヒー粉に注いで通過させて抽出する方法です。湯が通った部分が抽出されます。
透過式はお湯を注いだ部分の味が抽出されるため、コーヒー豆の量が多くても、中心だけに注いでいた場合、薄い味になることがあります。注ぎ方で味が変わるので技術が必要です。
私は、10gの豆の量で粉全体に注ぐようにしています。そうすることで、コーヒー粉全体の成分を余すことなく抽出しています。
カリタ台形ドリッパーの時の豆の量
こちらはカリタの台形ドリッパーです。浸漬式という方法で抽出します。
浸漬式は湯に浸して抽出する方法です。たまったお湯に粉が浸かり、成分を抽出します。お湯を注ぐだけなので、初心者の方にオススメです。
台形ドリッパーを使用するときは、豆を12gにしています。中心にお湯を注いでいます。
このドリッパーについては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
コーヒー豆はしっかりと測る!
最後に、コーヒー豆はしっかりと測りましょう!
計測スプーンで測るのは絶対に止めましょう。豆の種類や焙煎方法によって重さが変わるからです。
自分の好みの味を抽出するためには、まず計測をすることから始めましょう。
おすすめのスケールについては、こちらの記事で解説しています。